2010年06月23日

amplitube iRigを作ってみた

IMG_0469.jpg


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追記:
こちらの記事もご覧くださいまし。
iRig的な機能のプリアンプの作り方を公開しました。
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iPhoneのアプリとして、
IK multimediaのギターアンプシミュレーたーのamplitubeが、
iPhoneアプリとして出たのです。
こいつはPCでも愛用中のプラグインで、
ギターだけでなくmixのときの隠し球として大活躍。

iPhone版はどんなもんかとFree板を落としてみたものの、
ギターの入力の仕方がわからない。
マイク端子に突っ込めばよいのかと思ってケーブルを自作し、
つないでみたけど音でない。
ミキサー経由でつないでみたらちゃんと使えたので、
プリアンプ的なものが必要ってことらしい。
iRigという接続用のインターフェースがあとからでるらしいんだけど、
わりと高いので作ってしまおうと決断しました。

で、制作したものが写真のやつ。
iRigはスマート&コンパクトにまとまってますが、
自作だと表面実装の基盤使えないからどうしてもちょっと大きくなる。
今回はケース買いに行く時間も精神力もなかったので、
いかにも手作りな無骨なルックスになりました。
いいんだ俺しか使わないし。

iRigのホンモノは手元にないので中身がどうなってるか不明ですが、
自作したものは中身はシンプルなFET二石のアンプです。
マイク端子から来てる1.7Vのバイアス電圧を電源にしてるので、
外部電源は必要なし。
銅箔で無理矢理シールドしたらノイズも結構減りました。
でも結局、iPhone内部はノイズの嵐なので、
シングルコイルは結構ノイズ激しいですね。
ハムバッカーやノイズキャンセルシングルコイルだと静かなので、
これはもうある程度あきらめるしかないのかなぁ。
本家iRigとノイズの量を比べてみたいものです。
もし買った人がいらっしゃいましたらぜひ。


自作iRig、自宅と店で使ってみましたが十分に遊べます。
そんなこんなでアプリ本体であるiPhone版amplitubeのレビュー。

レイテンシーは少ないし音も悪くないし操作も簡単、
さらにオーディオプレイヤー(ループ付き)とかチューナーとか、
メトロノームとか装備してて、基本の使い勝手の面では特に不満なし。
家練習やちょいスタジオはこれで十分でしょう。
さよならマルチエフェクター。

でもプリセットごとのマスターボリューム的なものはほしいかも。
出力にリミッターがかんでる風な挙動で、
例えばディレイを深くかけてぎゅいーんと音を伸ばすと、
ディレイ音がぐぐっと小さくなったりします。
なので出力の音量はわりと揃うのですが、
逆に言えば音量を変化させたいときにそれができないので、
マスターレベル的なパラメータがあればなぁ、とは思います。

しかしサウンドはさすがというか、
下手なマルチやシミュレータの3倍いい感じ。
当分遊べそう。

さーたまってる仕事しなくっちゃァァァ!!
この忙しいのになにやってんだ俺は。
そんなに時間使ってないから許して。


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posted by たー at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記的人生観測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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